コロナ禍が収束しないばかりか、感染者数が増大している今日この頃。私も引き続きテレワークが大半の状態です。
テレワークを行うのに大事なのは外的なクライアントさんの面談などがあるときは、それがトリガー(引き金)になって仕事が始まるから良いのですが、そうではない時です。仕事を着手する号砲が欲しいですよね。
最近読んだ本で『マンガでわかる!気分よくスイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術』(ゆうきゆう著 三笠出版)がとても参考になりました。
その中に紹介されているのが、「チクタクテクニック」通称「ポモドーロテクニック」です。「ポモドーロ」とはイタリア語でトマトのこと。トマト型タイマーを使っていたのが名前の由来だそうです。イタリアの企業家 フランチェスコ・シリロが提唱しました。
シリロは、時間を次のように区切ると良いとしました。「1セット25分の作業時間+5~7分の短い休憩」これを4セットこなしたら、15分から30分の長い休憩をとる。短い作業時間と休憩により人は最大限に集中力を発揮できるそうです。
ゆうきゆうさん(精神科医です)によるとこの方法が有効なのは、「心理的リアクタンス(抵抗)」の作用だそうです。25分経つと強制的に作業ができなくなるので、それに反発したいという気持ちでゲームのように盛り上がるのです。
2番目は時間が決まっていることにより余計な迷いがなくなるということです。私はこれが重要な要素でした。
いちいちスマホで時間を図るのは面倒だなと思っていましたら、アプリが紹介されていました。
検索して一番よさそうだったのが「Focus To Do」です。To Doをプロジェクトから設定して、業務を始める前にスタートボタンを押すと号砲がなり、時間を25分間測ってくれます。その間無音にすることもできますが、背景音も設定できます。私は「高原」の音にしています。25分経過すると「ジャーン」とシンバルがなり、休憩時間が始まります。ちなみに音の設定は色々と選べます。
これにより嫌でも始めて、強制的に終わり、4セットこなすと15分の休憩をとるというリズムよくできるようになりました。
特に執筆などなかなか取り掛かれないものについては、これとっても便利です。ぜひ試してみてください。