
新年、明けましておめでとうございます。
中小企業診断士の河合正嗣です。
旧年中は、埼玉県よろず支援拠点での相談対応をはじめ、創業期の事業者の方、成長途上にある中小企業の皆さま、そして商品開発や事業転換に挑戦される多くの現場に関わらせていただきました。改めて、心より御礼申し上げます。
振り返ってみると、この一年も「正解を教える」よりも、「一緒に考え、悩み、前に進む」時間が多かったように思います。
数字が合わない理由を一緒に探したり、商品コンセプトが言葉にならず立ち止まったり、制度はあるのに活用できずにもどかしい思いをされたり――。
中小企業支援は、教科書通りにいかないことの連続です。
だからこそ私は、現場の空気や経営者の迷いを大切にしながら、「今、この会社にとって何が一歩目か」を一緒に考える支援を心がけてきました。
本年も、補助金や計画書づくりだけにとどまらず、
・商品やサービスの「強みの言語化」
・売上や利益につながる仕組みづくり
・人や組織が無理なく続くための設計
といった、地味ですが確実に効く支援を積み重ねていきたいと考えています。
また、生成AIやDXといった新しい手法についても、「導入すること」自体が目的にならないよう、現場に合った形での活用を引き続き模索していきます。
経営は、登山に少し似ています。
地図(計画)は大切ですが、天候や足元を見ながら進路を調整しなければ、頂上にはたどり着けません。
私はこれからも、先導するガイドではなく、同じ道を歩きながら隣で声をかける伴走者でありたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまにとって、実り多き一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。